目次
- TwitterDMでエンジニア採用率を上げるための返信対応
- TwitterDMでの採用率を上げるためには「返信対応」が重要
- TwitterDMで採用率を上げるための返信対応について解説
- すぐに返信
- 返信が途絶えても諦めない
- 就労条件を明確に伝える 就職を希望している人や転職を検討している人は、就労条件を気にしているケースが多いため、DMを送る際には明確に伝えることが大切です。最初のメッセージを送る段階で具体的な就労条件を伝えておくと興味を持ってもらいやすいかもしれません。 また、Twitterの場合は、特にフリーランスとして活動しているエンジニアが多いため、柔軟な働き方を希望しているケースが多くなっています。そのため、フルリモートが可能であるかどうか、1週間の稼働時間などの就労条件をこちらから明確に伝えるだけでも興味を持ってもらえる可能性が高まるでしょう。そのほかにも、フリーランスとして活動している場合、副業について興味を持っている人も多いと考えられるため、自社の副業規定の扱いについても明示しておくことをおすすめします。 必須経験・必要なスキルを伝える
- 複数の案件を提示する
- 期待するアクションを明確に・端的に述べる
- 一方的に伝えるだけではなく、不安点を引き出す
- エンジニアならではの不安も解消できるようにする
- まとめ
TwitterDMでエンジニア採用率を上げるための返信対応
Twitter(現在のX)を使って採用活動に取り組みたい企業・すでに取り組んでいる企業は少なくないでしょう。この記事では、DMを使ってエンジニア採用をしたい企業の担当者に向けて、採用率を上げるための返信対応について解説しています。どのようにして相手に返信することが大切なのか、どういった情報を伝えるべきなのか、といったことを解説しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
TwitterDMでの採用率を上げるためには「返信対応」が重要
TwitterDMで採用率を上げるための返信対応について解説
すぐに返信
返信が途絶えても諦めない
就労条件を明確に伝える
必須経験・必要なスキルを伝える
複数の案件を提示する
期待するアクションを明確に・端的に述べる
一方的に伝えるだけではなく、不安点を引き出す
エンジニアならではの不安も解消できるようにする
まとめ
TwitterDMでの採用率を上げるためには「返信対応」が重要
Twitter(現在のX)のDMを使って採用率を高めるためには、相手に対する返信対応が非常に重要なものとなります。返信の対応次第で相手が自社に抱く印象は良くも悪くもなるため、注意しなければなりません。返信後の対応で採用率が数十%変わるケースもあるとされています。
また、採用率アップという観点から考えると、返信率を高めることも大切ですが、それと同じくらい自社に対して「興味を持ってくれた/返信をくれた」 人を取りこぼさず、うまくフォローすることも大切です。そのような人たちを取りこぼさないことで採用への応募数自体が増え、結果的にTwitterのDMを経由した採用率のアップにつながります。
では、どのような返信対応を行うべきなのでしょうか?引き続き返信対応のポイントを紹介します。
TwitterDMで採用率を上げるための返信対応について解説
ここでは、TwitterDMを使った採用で返信対応をする場合に気を付けるポイントと、さらに「エンジニア採用」に特化して採用率を上げる方法を紹介します。基本的なポイントをとりあげていますが、非常に重要なものです。Twitterを使った採用を強化したい、DMを送っているもののイマイチ成果をあげられていないといった採用担当者はぜひ参考にしてください。
すぐに返信
相手からDMの返信が届いたら、基本的にはすぐに返信するようにしてください。DM対応は即レスが基本です。相手がDMに返信してきた理由が、その時気分が良かったから、その時ちょうど転職のことを考えていたからなど、タイミングが関係しているケースは意外と少なくありません。つまり、DMをもらったタイミングでは興味を持っていたとしても、数日経ってしまうと興味を失ってしまう場合も多々あるということです。
また、一晩考えたらやっぱり転職はしなくていいという結論に至った、返信を待っている間にいい条件を提示する企業からのアプローチがあったといったことが起こるケースもあるでしょう。
1回目の返信は、相手がまだ興味があるかも、という状態であるため、出来るだけすぐに返信し、相手が興味を持っているうちにクロージングまで持っていくことが大切です。そのため、TwitterのDMを使って採用に取り組む場合、スマートフォンの通知をオンにしてDMにすぐに返信できるようにしておきましょう。
返信が途絶えても諦めない
1度返信が届いたからといって、次も返信してもらえるわけではありません。やりとりをしている中で相手からの返信が途絶えることもよくあります。ただし、返信が途絶えたからといって、すぐに「この人はもうだめだ」とあきらめないようにしてください。返信が途絶えた時でも、「状況いかがですか?」「不明点あればお気軽にご相談ください」といったフォローアップをすることで、後日返信が届くかもしれません。返信が途絶えている場合、相手は「時間も空いてしまったし、もう返信しにくい」と考えるかもしれないため、フォローアップのメッセージで「時間が空いてもいつでも返信してください」といった旨のメッセージがあると相手は返信しやすくなります。
返信が途絶えた場合3日後程度に上記のフォローアップを実施し、一度返信が来た人の熱が冷めないようにすることが大切です。また、返信が途絶えてしまった人でも、Twitterの投稿はチェックしている可能性があるため、地道に投稿を続けることも忘れないでください。ツイートがきっかけで「やっぱり返信してみようかな」となる可能性はゼロではありません。
就労条件を明確に伝える
就職を希望している人や転職を検討している人は、就労条件を気にしているケースが多いため、DMを送る際には明確に伝えることが大切です。最初のメッセージを送る段階で具体的な就労条件を伝えておくと興味を持ってもらいやすいかもしれません。
また、Twitterの場合は、特にフリーランスとして活動しているエンジニアが多いため、柔軟な働き方を希望しているケースが多くなっています。そのため、フルリモートが可能であるかどうか、1週間の稼働時間などの就労条件をこちらから明確に伝えるだけでも興味を持ってもらえる可能性が高まるでしょう。そのほかにも、フリーランスとして活動している場合、副業について興味を持っている人も多いと考えられるため、自社の副業規定の扱いについても明示しておくことをおすすめします。
必須経験・必要なスキルを伝える
就労条件と合わせて伝えておきたいのが必須となる経験や就労に当たって必要なスキルです。Twitterのプロフィールや投稿内容を見て「この人はうちの仕事にあっている人だ」「この人のスキルは自社に役立つはずだ」と思ってDMを送ったものの、やりとりをすると実はそうではないことが発覚する可能性もあります。また、そもそもプロフィールやツイートしている内容が嘘である、少し情報を盛っているといったケースもあるでしょう。
このような事態は採用のミスマッチを招く恐れがあります。だからこそ、会社がどのような経験やスキルを必要としているのか早い段階で明確に伝えておく必要があるのです。例えば、エンジニアであれば「Rubyでの3年以上の開発経験がある」といったイメージです。
また、エンジニア側が「自分のスキルでこの案件をこなせるかどうか」という不安を抱いているケースもあります。必要なスキルをきちんと明示することで、相手が安心して応募することが可能となります。
なお、必要経験やスキルを明確に伝えるためには、採用ターゲットとなる人材の具体像を明確にしておく必要があります。ターゲットが曖昧なままだと採用の母集団形成がうまくできない恐れがあります。また、スキルや経験の範囲が広すぎると、選考基準に沿った採用が難しくなり、選考の際に面接官個人で評価を下してしまうことにもつながりかねません。TwitterのDM経由で採用活動を行う場合、まずターゲットを明確にし、必要なスキル・経験などを整理したうえで最初のメッセージを送るようにしましょう。
複数の案件を提示する
企業側がDMを送る際には、複数の種類の案件例を提示することも大切です。Twitterのプロフィールからエンジニアの得意言語が判断できるケースは珍しくありませんが、そこからどういった案件に興味を持っているのかを判断することは難しいでしょう。同じ言語が得意な人でも、SaaS開発やXR、スタートアップのアプリ開発などの先進的な案件に興味がある場合や、既存システムの改修・保守運用等の案件に興味がある場合などさまざまであるためです。そのため、異なるタイプの案件を複数提示し、自分の興味に合致する案件があるかどうか確認することがミスマッチを防ぐためにもポイントとなります。「スキル」と「興味」の両方がマッチする案件を提示出来るよう、事前に社内で過去の案件を整理し、いくつかピックアップすることをおすすめします。
期待するアクションを明確に・端的に述べる
DMを送る際は、相手に対して次にどのようなアクションを期待しているのか明確かつ端的に伝えることが大切です。丁寧なやりとりをしていても「次に何をすれば良いのか」が伝わっていないケースは少なくありません。
例えば、就労条件や必要なスキル・経験をメッセージで伝えたものの、その後のアクションが明示されていないために、次はまたDMを返信すればいいのか、一度履歴書を送った方がいいのか、会社の採用ページから応募した方がいいのか、Zoomや対面で一度カジュアルな面談を行うのか、などやるべきことがわからず、そのまま返信がこなくなる恐れがあります。
このような事態を回避するためにも、メッセージの最後で次のアクションを伝えるようにしてください。例えば、最後にフォーム入力ページにリンクしているURLを貼り付け「こちらのフォームに情報を入力してください」と誘導するイメージです。
また、情報が多くなりすぎないように注意することも忘れないでください。もし相手に対応してもらうことが複数にわたる場合、対応事項ごとに複数回に分けてDMを送信してしまうという方法も可能です。
こちらからDMを送っているため、相手は少しでも「面倒だな」と感じてしまうとそれ以上の対応をしなくなる可能性があります。相手がメッセージを読み終えた時に何も考えずに次にやるべきことが明確になっているように配慮しましょう。
一方的に伝えるだけではなく、不安点を引き出す
就労条件や必要なスキル・経験など、こちらから一方的に情報を伝えるだけでは不十分です。相手は仕事や条件に関する不安や疑問を持っている可能性もあります。そのため、メッセージの中で採用の流れで不明点はないか、不安な点がないかを引き出すことも大切です。
TwitterのDMは、相手と直接つながれる点が魅力的ですが、SNSの特性上相手の顔や声、性格などがイマイチわからない中でやりとりをするため不明点などは発生しやすいと考えられます。
エンジニアならではの不安も解消できるようにする
相手が抱いている不安や疑問がエンジニアならではの領域のものである可能性もあります。そのため、そういった専門的な不安を解消できるようにすることも大切です。採用担当にエンジニアとしての知識があるかどうかは相手にとって非常に重要なポイントであるため、知識や経験のある人を採用担当として置いておくことが重要だといえます。実際にやりとりをする中で使用するツールや環境、フレームワークなどに関する質問が届く可能性は十分にあります。そのような時に頓珍漢な回答をするなど、スムーズに対応できないと相手からの信用を失うこととなるため注意しなければなりません。
技術的な内容がわかることで、相手も「エンジニアのことがわかっている」という安心につながるでしょう。
まとめ
今回は、TwitterのDMを使ってエンジニアを採用したい時、どのようにすれば採用率をあげられるのか解説しました。TwitterのDM経由の採用においては、DMの返信対応が鍵を握ります。返信する際は即レスを心がけ、返信が途絶えてもフォローアップを忘れずに行い、就労条件を明確にすることなどが大切です。また、相手にどのようなアクションを起こしてもらいたいのか明確かつ端的に伝えられるようにしておきましょう。そして、エンジニア採用であれば、エンジニア領域の知識や経験を持つ人を採用担当にすることで、専門的な質問にも対応できるためおすすめです。今回の内容を参考にTwitterのDMを活用してみてください。