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Twitterでのインフルエンサーマーケティングの効果とその方法

自社の商品のマーケティングをする際、有名人に商品を宣伝してほしいと思う会社は多いでしょう。しかしインフルエンサーが多過ぎて誰に頼めばいいか分からない、そもそもやり方が分からないという会社もあるかと思います。今回はインフルエンサーマーケティングとは何か、始めるまでに必要な工程を解説します。

目次
1.1-Twitterでのインフルエンサーとは
1.2-インフルエンサーを使った訴求
2.1-抵抗感が少ない
2.2-拡散力の強さ
2.3-ピンポイントでターゲットに訴求できる
3.1-ソーシャルリスニングで情報収集
3.2-インフルエンサーの選び方
4.1-ステマ
4.2-炎上のリスク回避

Twitterでのインフルエンサーマーケティングとは

Twitterでのインフルエンサーとは

インフルエンサーとは特定のトピックに対しコミュニティ内で影響力を持つ人のことを指します。Twitter上では主に多くのフォロワーを持ちツイートを通して多くのユーザーに影響を与えられる人のことを指します。特にTwitterでは芸能人、著名人だけに限らず面白さやあるトピックに限定したツイートにより多くのフォロワーを抱えるユーザーのこともインフルエンサーと呼びます。
インフルエンサーといってもフォロワーの数やトピックによりメガインフルエンサーと呼ばれる100万人を超えるフォロワーを持つ方もいればマイクロインフルエンサーと呼ばれるフォロワーが10万人以下の方もいます。しかしフォロワーの質によって効果も変わるので一概にフォロワーが多ければ価値が高いというわけではありません。

インフルエンサーを使った訴求

インフルエンサーを通して商品をPRしてもらい訴求をする方法をインフルエンサーマーケティングといいます。あるトピックに集中した情報発信をしている人のフォロワーに対して訴求ができることからTwitterでのインフルエンサーマーケティングは、他の広告と比べピンポイントにターゲットを絞れるという特徴があります。またTwitterのユーザー数は国内SNSの中で第二位の5000万人を誇っており多くのユーザーに訴求しやすいと言われています。

Twitterでのインフルエンサーマーケティングのメリット

抵抗感が少ない

近年広告に対する抵抗感はSNSだけでなく多くのメディアで嫌悪感を持たれてしまうことが多い現状にあります。そこでこの手法はインフルエンサーが気に入って使っているという見せ方をできることから、企業からの広告よりもそのインフルエンサーのフォロワーは好意的な印象を商品に対して持ってくれることが多いです。

拡散力の強さ

Twitterは独自の「リツイート」という機能によって爆発的な拡散力を持っています。インフルエンサーのツイートは普通のユーザーのツイートと比べリツイートされやすい傾向にあるためそのフォロワー数よりはるかに多いユーザーにツイートが見られることになります。

ピンポイントでターゲットに訴求できる

Twitterでは様々なトピックを専門とするインフルエンサーがいるのでその中から自社の商品にあったインフルエンサーを起用することでほぼどんな商品でもピンポイントに顧客になりうるユーザーに訴求することができます。マイナーな例でいうと投資専門の税理士でフォロワーを多く抱えているユーザーは投資会社のPRを頼まれることもあります。

マーケティングを始めるまでの準備

ソーシャルリスニングで情報収集

ソーシャルリスニングとは自社の商品に関連するキーワードを検索、Twitterなどのリアルタイムで更新される媒体で追跡し、商品への感想や意見を集め、分析することを指します。この手法はハッシュタグ機能など様々なリアルタイム性を持ったTwitterと相性が良く効果的に情報を集められるメリットがあります。ここで得たデータ、キーワードをインフルエンサーを選ぶ際に利用し最適なユーザーを起用しましょう。

インフルエンサーの選び方

インフルエンサーを選ぶ基準は主に4つありますので1つずつ説明していきます。
・フォロワー数
フォロワー数がそのまま情報を届けられる人数に直結します。そのためインフルエンサーにPRを頼む際もフォロワー×~円などという単位で料金が決まることもあります。多ければそれだけでいいというわけではありませんが重要な指標の1つとなります。
・フォロワーの質
フォロワー数は重要ですが、それ以上にフォロワーの質が悪いとマーケティングをしても商品を見てさえもらえない場合があります。例えばフォロワーの多くが相互フォローのアカウントであった場合、PRをして頂いても誰にも見てもらえないということが起きることもあります。またフォロワーの特徴がバラバラだった場合も一部のフォロワーのみにしか興味を持ってもらえないという事態が起きるので注意しましょう。
・インプレッション
ツイートがどれだけの人に閲覧されたかを表す数字をインプレッションといいます。フォロワー数が少なくてもアクティブなフォロワーが多くインプレッションが高いインフルエンサーもいれば、逆にフォロワーが多くてもほとんどツイートを見られていない方もいます。当然インプレッションが高いインフルエンサーの方が影響力が高いので、数字が高い人を起用しましょう。
・インフルエンサーの質
商品をPRしてもらう際、その商品を大事に使ってもらえるかどうかは大きな問題になります。大事に使ってもらえない場合、そのフォロワーにも「使わされてる感」が伝わり広告臭が強くなってしまいます。そうなると訴求は弱くなってしまうため注意しましょう。

インフルエンサーマーケティングをする際注意すべきこと

ステマ

PRマークを付けずにインフルエンサーに宣伝をしてもらうのはNGです。PRマークとはインフルエンサーがPRをする際に企業案件でツイートをしていることを示すマークのことです。それを付けずにPRしていたことがばれると「ステマ」とみなされインフルエンサー、企業ともに炎上することがあります。Twitterでは晒される際の拡散速度も早いためそのようなリスクは負わないよう心がけましょう。

炎上のリスク回避

インフルエンサーにPRしてもらう際過激、過剰な表現は控えましょう。過激な投稿によるコンプライアンス違反としての炎上のリスクや過剰な表現をして商品が売れた際、効果がなかったと苦情が相次ぎ大量の返品をされたり、こちらも炎上の原因になってしまう可能性があります。

まとめ

インフルエンサーは以前とは形を変えSNSの世界で多方面で活躍されています。多くの商材ではインフルエンサーを使わない理由がないほど大きな影響力を持ち合わせていますので是非こちらの記事を参考にマーケティングを成功させましょう。